いびきによるトラブル

いびきを放置するとさまざまな問題点が

いびきと言えば真っ先に思い浮かぶのが、うるさくて周りに迷惑をかける騒音の問題点がありますが、いびきは、重大な病気のサインであることもあります。いびきを放置したために命を落としてしまうこともあります。昔からいびきは寿命を縮めるといわれていますが、単なる迷信ではありません。いびきは自覚症状が少ないのですが、他人から指摘されたときは、改善することを考えましょう。

 

いびきの問題で最も具体的な形で現れるのが騒音問題です。一人暮らしなら周りに迷惑をかけることもないでしょうが、家族や同居人とともに生活をしているのなら、周囲の人があなたのいびきの騒音によって睡眠不足となり、ノイローゼになっているかもしれません。

 

物音に敏感な人は、風鈴の音や蛇口から垂れる水滴の音など、わずかな音でも気になって眠れないということもあるのです。深夜に静かになるとちょっとした音でもはっきり聞こえるものです。ましてや「ガーガー」と鳴り響く、不自然ないびきの騒音は、人の眠りを妨げるだけの十分な威力があるのです。

 

また、いびきをかく本人にとっても、家族や友人からいびきの騒音を指摘されると、周囲の迷惑が気になってしまい、同居人に気を遣ったり、社員旅行や友人との旅行にも参加することを控えたり、恋人と一緒に眠れない、結婚をあきらめるなど、いびきに関する悩みは尽きません。

 

「上気道が狭くなっている」ことが原因のいびきは、睡眠中の空気の循環が不十分なため、体内に取り込む酸素量が足りないことが多いのです。体内に取り込む酸素量が不十分だと、脳が必要とする酸素量も足りなくなり、脳が活発に働かなくなり、記憶力・集中力・活力・判断力・行動力・思考力などが低下してしまい、さらに脳梗塞や脳卒中などの脳疾患などになってしまう危険性も格段に高くなります。さらに血液中の酸素不足により、高血圧や糖尿病の原因となったり、これらの病気の副作用から心不全や不整脈、心筋梗塞などの心臓疾患へと発展するかのせいもあり、いびきによって寿命が縮まるといったことにつながるのです。

 

よくマンガなどでは、徹夜明けで「ZZZZZ」といびきをかいて、熟睡している様子が描かれています。またテレビのコントなどでも、「ガーガー」といびきをかいている演技などを見ます。しかし実際は、いびきをかいている状況では、熟睡できていないことが多く、眠りが浅い状態と考えられています。しっかり睡眠時間を取っているのに、いつも昼間眠い、疲れが取れないなどと言った人は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性も考えられます。

 

以上のようにいびきは騒音問題であるだけでなく、本人の健康上の問題もあるので、軽く考えないようにしましょう。もちろん徹夜や疲労、飲酒などによって一時的にいびきをかいてしまうのは、それほど重大に考える必要はありませんが、長期間にわたって慢性的にいびきをかいていたり、それまで全くいびきなどかいていなかったのに、突然毎晩のようにいびきをかくようになってしまったり、または、いびきの音質が急に変わったりしたときは、何らかの病気にかかってしまった可能性も考えられるので、病院で健康診断をしてもらいましょう。

 

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