睡眠時無呼吸症候群によるトラブル

恐ろしい睡眠時無呼吸症候群による事故

いびきの原因ともなる睡眠時無呼吸症候群の人は、居眠り運転の原因になることが知られています。高速道路などでの居眠り運転は重大な事故につながってしまうことが多いのです。しかし、もっと深刻なのは公共交通機関での居眠り運転での事故です。

 

2003年2月には、山陽新幹線「ひかり」で岡山駅での緊急停止が起こり、運転手の居眠り運転が原因だったのです。この運転士は居眠り状態で、約8分間走行し続け、ATC(自動停止装置)が作動したことで緊急停車し、幸運にも乗客は、全員無事でした。この運転士の睡眠時無呼吸症候群の可能性が指摘され、この事故によって睡眠時無呼吸症候群が注目を集めるようになったのです。

 

さらに2004年には全日空の機長が操縦中に居眠りをしていたという出来事が発覚しました。当時は、自動操縦で飛行していたため事故につながることはありませんでしたが、タイミングによっては、墜落と言った最悪の結果にもつながる可能性もあります。

 

また、2008年に名古屋で起こった信号無視のトレーラーによる歩行者の死亡事故は、運転手が睡眠時無呼吸症候群であった可能性が高いようです。

 

他にも世界で起こった事故の中でスリーマイル原発事故、チェルノブイリ原発事故、スペースシャトルの爆発事故も睡眠時無呼吸症候群が原因で事故が起こったのでは、と指摘する声もあります。睡眠時無呼吸症候群の人は日中に急激な眠気に襲われることがあり、事故を起こしてしまう危険性がとても高いのです。

 

健常者と睡眠時無呼吸症候群の患者を比較した場合交通事故を起こす可能性は2倍以上だと言われています。重大な事故を起こして、多くの尊い命を失わないためにも、交通機関や危険な作業に携わる人は睡眠時無呼吸症候群の有無の検査をしっかり受ける必要があります。

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